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凧揚げギネス世界記録挑戦

【報告】凧場公園 視察の旅総評

今日は、静岡県浜松市にある凧場公園(遠州灘海浜公園)に行き視察をしてきました。

 

幸い天候には恵まれ、朝8時ごろに現地に着いた時には雲ひとつない快晴でした。

しかしながら、想像していたよりも風が強く体感温度はかなり低かったです。

 

凧場公園は、中田島砂丘と呼ばれる砂丘に沿って作られた公園で浜松まつりと呼ばれる毎年5月に行われるお祭りでは、メインの会場として使われている場所です。

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凧場公園

今日は、地元のクラブチームの子供たちがサッカーの練習をしていたため、私たちはこの凧場公園の反対側の浜辺で凧揚げを試みました。

 

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浜辺

前回行った石川県の内灘海水浴場と比較しても比べものにならないほど広く、人もサーファーの方がちらほらいる程度でした。

 

風もかなり強かったので、「これは凧がよく揚がるぞ!!」とテンションがあがり、早速試しにゲイラカイトと角凧を揚げてみました。

 

結果は…

 

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ゲイラカイトと角凧の残骸

風が強すぎて、一気に揚ったものの制御できずにゲイラカイトは骨が折れ、角凧は海に落ち、見るも無残な姿になってしまいました。(;ω;)

 

正直この時点でかなり心が折れかけ、本命であるバイオカイト も飛ばさずに帰ろうかとも思いましたが、失敗を覚悟で揚げてみたところ…

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大型ハクトウワシタイプ と高高度ハヤブサ急降下タイプ

何と強風の中を非常に安定して颯爽と揚がりました❗️

 

しかし、安全性なども考慮し短時間で降ろすことにしました。

地上から見ると、風の影響でびっくりするほど機体が反っていて、壊れてしまうかもとハラハラしながら飛ばしていましたが、降ろした機体を見てみると、ややパーツが劣化した部分はあったものの、ほとんど目立った外傷はありませんでした。

 

今回の凧揚げでは、改めてバイオカイト の底力を知ることができました。

なぜ他のゲイラカイトや角凧は壊れたのに、バイオカイト は壊れないのか?

なぜ他の凧は風に流されるように飛ぶのに、バイオカイト は流されず上昇するのか?

今回の体験を基に、しっかりと分析していこうと思います。

 

今日は、午前中に凧揚げを行ったあと遠州灘海浜公園(凧場公園はその一部)を散策しました。遠州灘海浜公園では場所の大部分を砂丘が占めており、中田島砂丘という名前で有名です。

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中田島砂丘

実際に砂丘の方にも行きましたが、とにかく砂が靴や鞄の中に入り大変でした(笑)

また、現地の人曰く今日は普段よりも一段と風が強かったらしく、砂が風に乗って肌に当たりめちゃくちゃ痛かったです。

 

ただ、このような砂丘は普段なかなか見る機会がないと思うので、一見の価値ありだと個人的に思いました。ぜひ機会があれば訪れてみてください❗️

 

最後に、遠州灘海浜公園 風車公園の中にある浜松まつり会館という地域歴史博物館に行きました。

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浜松まつり会館

ここでは、浜松の伝統文化である浜松まつりについて詳しく学ぶことができました。

浜松では、毎年5月に浜松まつりという名前で、大人数での凧合戦や御殿屋台など様々な催しがされます。(近年はコロナウイルス感染拡大の影響で中止)

何とこの浜松まつりの起源は440年前だというので驚きです。

 

この浜松まつり会館では、凧合戦で実際に使われた大凧や御殿屋台を見ることができます。大凧は最大6m×6mのサイズのものまであり、迫力満点❗️

また、全国各地の凧も展示されていて、色々と勉強になりました。

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大凧

そして、遠州灘海浜公園の散策を終えたあと、バスで浜松駅まで戻りました。

浜松駅では昼食をとり、仲間と12月以降の凧揚げ企画のスケジュールについて話し合った後、浜松から新幹線に乗り大阪へと戻りました。

 

11月は色々とバタバタしてしまい、思うように計画を進めることができなかった部分もありますが、11月中に当初想定していた2つの候補地の両方を視察することができて良かったです。今回訪れた凧場公園と前回訪れた内灘海水浴場を比較して、気候的な問題や場所の安全性、利便性なども考慮して、今後は凧場公園に行く機会が増えると思います。

 

明日からは、今回の視察での経験も踏まえ、どんどん凧の改良、製作をしていこうと思います。