【考察】凧に搭載するGPSについて
今回は、凧に搭載するGPSについて考察していきたいと思います。
私たちの今年度の目標は、凧にカメラ(GoPro)を搭載し高度1,000m以上の空撮を行うことですが、今現在からGoProを凧に載せて揚げる事はGoPro紛失や落下等のリスクが大きすぎるため、あまりいい考えだと思っていません。
ちなみに、GoProにはGPS機能も備わっているため、カメラで空撮しながら高度を計測することが可能です。(この機能はまだうまく使いこなせていない。)
そのため、何かGoProのかわりになるアクションカメラやGPSについて検討しています。GoProのようにカメラとGPS両方の機能を持つアクションカメラは少なく、カメラとGPSは別個で用意する必要があると感じています。
AmazonでGPSロガーと検索すると、様々な商品がヒットします。
Amazonで販売されているGPSは、大きく分けて2種類あります。
1つ目は、3G回線などを用いてリアルタイムで離れた場所からでもスマホなどで現在の位置がわかるもの。
2つ目は、完全なロガータイプで、リアルタイムで離れた場所から位置情報を把握する事はできないが、後からPCなどでGPS位置情報データを取り出し分析できるものです。
両者には、それぞれメリット・デメリットが存在します。
リアルタイムで離れた場所からでも位置情報を得ることができるタイプは、手軽に現在の場所を見ることができるメリットがある反面、3G回線等を使うため、通信費が発生してしまいます。また、完全なロガータイプと比較してかなり値が張る印象がありました。
完全ロガータイプは、リアルタイムで位置情報を把握できないという最大のデメリットがありますが、通信費がかからず、値段も比較的安価であるというメリットがあります。
今回、凧に搭載するという私たちの目的では、本来はリアルタイムで凧の位置が把握できることがベストですが、GPS紛失等のリスクもあるため、まずは安価な完全ロガータイプのGPS の購入を考えています。
視点を変えて、GPS情報を用いている機器って何があるだろう?と考えたところ、ふと頭によぎったものが自転車用のサイクルコンピュータでした。
Amazonで検索すると以下のようなものがヒットしました。
最近のサイクルコンピュータは一昔前の前輪にセンサーをつけて回転数から走行距離、速度を測るものだけなく、全てGPSによって計測を行う機種も増えています。
例えば、この商品では単体で、以下のような機能を持っています。
完全なロガータイプであるため、凧につけた場合リアルタイムで位置情報を把握できないというデメリットはありますが、GPSを用いて単体で標高や走行距離、最大速度などを計測できる事は非常に魅力的であると思います。
重量も52gであり、GoPro10が153gであることを考えると、比較的軽量であると思います。
このような理由から、このサイクルコンピュータの購入をしようと思います。
一応リンク載せときます。
また届き次第報告します❗️